七味は日本古来のもので、唐辛子と薬味、香辛料を調合した調味料

江戸時代からのもので、七味唐辛子、別名、薬研堀(やげんぼり)寛永2年江戸の薬研堀には

医者や薬屋が多く、漢方薬をヒントに、胡麻の香りと、ともに薬味がとれることが

江戸っ子にも好評となり、薬研堀の名物となり、注文どおり、目の前で調合することで

より一層評判を、高めることになる。

辛味が苦手なので、胡麻多めとか、生姜や麻の実、青海苔など

舌の肥えた江戸っ子に認知されることに。

自分自身も、七味唐辛子の専門店での調合を、楽しんだことは何度かあり

黒ごまや山椒、ゆず皮、自分好みのを作ってもらった、おぼえがあります。

普段使いは、市販のもので、辛味が物足りないとか、文句を言いながら

愛用していますが、こだわりが、薄れつつある中で、ある日
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愛用の一味唐辛子、いつもと変わらぬはず
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体調のせいなのか、微妙に、味覚が鋭くなったのか?

色々と自分なりに考え、たどり着いた、結論が

唐辛子自体の、個々の出来の違い、産地の違いなどではないかと、勝手な推測ですが
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いつもと変わらない、トップブランドのものですが、なぜだか甘旨辛であった

「これが、韓国人が愛するゆえんなのか」と勝手に感動してしまいました。

それ以来、「薬研堀」は、卒業して、赤唐辛子を一途に思いを寄せております。

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ひょんな事から、使い切った、七味唐辛子のから瓶を使って自家製一味唐辛子を

作ることにたどり着きました。

たまたま、おばあちゃんの作った、瓶詰めのシワシワの赤唐辛子が、目について
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ヒラメイタ!!瓶の中に、ぎゅうぎゅう一杯に、赤唐辛子を詰め込んで、蓋を締めて
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竹串を4本先と尻を交互に差し込んで、しっかり狙って切り崩して行きます
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スナップを効かせて、突きます、いっぱいに詰め込んだ唐辛子も、3分の1ほどに
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そこにまた、赤唐辛子をぎゅうぎゅうに、詰め込んで丹精込めて、突きます

そして、出来上がりは、白い種がよく目立つ、見た目はイマイチですが

おそらく辛い、タネの激辛爆弾の出来上がりです。
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そして全ての食事に、大きなかけらの、赤唐辛子をかけていただきます

そしてその欠片を、味わうのです、「う〜旨辛〜」

突き続けて、中から飛び出した、小さな欠片を舌先に乗せる、甘い

不思議と甘い、まあ、当然辛さは押し寄せてきますが

やっぱり甘い、旨い、辛い、この魅力みんなに、伝えたくなる

瓶で突く光景、「はだしのゲン」を思い出した。

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まだ、今のところは極めた段階では、ないのですが

少しずつ味わいを深めていく予定です。

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